アナタは、音楽はおスキですか?
配信でスキな音楽を聴いて楽しんだり、カラオケで気持ちよーく歌ったり
バンドを組んでビートルズなんかをコピーしちゃったり
楽しみ方はいろいろですね。
今日は、小さい頃からピアノを習ってきたムスメのお話をしたいと思います。
お読みいただけるとウレシイです☆
おためしのはずが…
うちの子たちは幼稚園に通っていました。
入園前、幼稚園か保育園か?どっちにする?ってなって
ワタシは保育園に通わせたいな~と思っていました(保育園の方が、自由に遊べるイメージ)
しかし、同居してる義父母の「うちの孫は幼稚園に入れる」との主張。
ちょっと不本意でしたが…ギクシャクするのもイヤで、歩いて10分くらいのマンモスの幼稚園に通園することに。
その幼稚園には、たくさん習い事がありました(保育後で別料金)
体操、新体操、公文、習字、ヤマハ…まだあったかも?思い出せないくらいいっぱい。
ある日、園からのお知らせの中に「ヤマハ音楽教室の無料体験レッスン」を発見。
『無料だし行ってみますか』ってことで、同級生のおともだちと一緒に参加♪
体験レッスンでは、若くてキレイな女の先生が上手にピアノをお弾きになり、それに合わせて歌ったり体をうごかしたりとても楽しそうな子供たち。
体験レッスンのあと「ヤマハやりたい!」とムスメ。
そりゃあそうなるわね…
いつやめるのかな?
あいにく我が家にはピアノはございません。
あったのは、めいっ子のおさがりのオモチャみたいなキーボード。
どうせすぐにやめちゃうかも?っと思ったので、そのおんぼろキーボードを使うことに。
ヤマハの幼児向け教室は、年に一度発表会がありました。
発表会といっても、一曲を細かいパートに分け、しかも同じパートを数人でひく合奏なので、もしも間違えても大丈夫。
だぁれも気付くことはありません。
若くて、キレイでおこらない先生のもと、そのままゆる~く通い続けました。
クラビノーバがやってきた
小学生になり、幼稚園のヤマハ教室から近所のピアノ教室にかわりました。
一緒に習っていたお友達がお引越ししたり、やめてしまったりしたからです。
新しいピアノの先生は、キレイなご婦人
髪の毛をクルクルカールさせておられ、ヤマハ教室の先生よりも、経験豊富な40代
初回のあいさつに母子で伺ったとき「ピアノはどんなものをお使いですか?」と聞かれ、「カシオのキーボードです!」と答えると
「キーボードは、本物のピアノの鍵盤と重さが違うからよくありませんね」と先生。
どうしようか、迷ったあげく、電子ピアノを買うことに。
本物のピアノを買う勇気はなく(だって、いつやめるかわかんないし…)
鍵盤が本物のピアノに似た重みのあるヤマハのクラビノーバをチョイス。
練習しないし、楽譜が読めない
ほらね、やっぱり
幼稚園のおゆうぎみたいなのと違って、だんだんムツカしくなってきたよ。
そうすると…
はい、、、レッスンしませーん
ワタシが「練習した?」と声を掛けないと練習しなくなってきました(ほら、そのうちやめちゃうよ…)
でもですね…ピアノを習ってると、年に一回発表会があるのですよ
さすがに、発表会があるとなるとひとりで舞台に立ちますので、ムスメもヤバいと思ったらしく最低限の練習はしてました。
が、ある時ワタシは気づきました。
うちの子、楽譜を見てないじゃん。
手元だけみて弾いてる。
そうなのですよ、耳で覚えて弾いてるのでした(;・∀・)
(まあ、ワタシも楽譜読むのニガテなので、わからなくもないけど…)
合唱コンクール
時は過ぎ、ムスメも中学生になりました(思春期到来)
ムスメの中学校では毎年合唱コンクールがあり、秋になると市民会館を借りて大々的に行われていました。
1クラスを3つのパートに分けてのクラス対抗戦。
女子をソプラノとアルトに分けて、男子は全員でひとつのパート。
あとは、指揮者とピアノ伴奏者が各一人づつ
体育大会と合唱コンクールは中学校の二大イベント(はじける青春!)
その大舞台でムスメは、な、なんと、ピアノ伴奏をすることに…
学校は新学期のクラス分けをするときに、各クラスにピアノが弾けそうな生徒を割り振ってるの?と思うくらい
都合よく大抵クラスに一人はピアノを習ってる子がいて…ふしぎだなぁと思ってましたが
まあ、そのあたりはいいとして
ピアノを習っているからといって、レベルはさまざま。
うちのムスメのクラスには、他にピアノやってる子がおらず、ムスメが伴奏者になってしまったのです( ゚Д゚)
え?楽譜よめません…けど?大丈夫?
大役を引き受けることになり、これはやるしかないってことで、ピアノ教室の先生も必死で教えてくださいました(先生に感謝)
ムスメも、さすがに今までにない気合の入れ方。
えらかった☆
そして、合唱コンクール当日。
がんばってきたムスメ。毎日練習して、なんとか弾けるようになりました。
(ここがポイント。なんとか…です)
いざ、晴れ舞台を記録に残すべく、三脚持参で、ビデオ撮影の準備バッチリのワタシ。
さて、ムスメのクラスの番。曲の紹介が済んで、指揮者が舞台そでから登場。
おじぎ
会場から拍手。
さあ、始まりました
もぉーーーーー緊張マックス。
だれが?
ワタシですがな。
いやいやたぶんムスメも緊張してたと思いますよ。
でも、ワタシも。
毎日ムスメが練習してたから、伴奏を鼻歌で歌えちゃうくらい覚えちゃってました(弾けませんけど)
よし、始まった
イイ感じ
いいよ~
ムスメ、イイ感じ
そのままガンバレ!
うんうん(ドキドキ)
一番の歌詞が終わった
二番の歌詞も終わった
さびのとこにきた
盛り上がってる!
「あーーーーああああーーー」
クラスメートの声が響く中、ワタシはムスメしか見てません。
あ…とまった
と、とまった?
左手がとまった…
え?
どうした?
忘れちゃった?
右手はかろうじて弾いてるけど
左手が…
ムスメのかおが、ひきつってる
わわわ、やばいよ
緊張の数秒間、伴奏は右手のみ
やばいーーーー
その数秒間、クラスメートの歌声が途切れなかったのが救い…(みんなの歌声でピアノ伴奏が目立たなかった)
右手だけで弾いて、思い出したらしきところから、しれっと何事もなかったように両手で弾き始めたムスメ。
その間、四小節。
めちゃめちゃ長く感じました。
その後は、最後までなんとか弾き終えることができました…
もうやめる
心臓がバクハツするかと思った。寿命がちぢんだね、ゼッタイ。
本人も、もうムリって思ったかな?
合唱の伴奏のレベルは、学年があがるとさらにムツカしくなり(この事件は中学一年生のとき)
中二のクラスには明らかにムスメよりもピアノの上手な子がいて、もう合唱コンクールで伴奏者に選ばれることはないと判断したムスメ
やる気もなくなって、ピアノ教室をやめることになりました。
大学の保育科へ
カワイソウなクラビノーバちゃん。
いっさい触ってもらえなくなりました…
高校時代を経て、ムスメは大学生に。
大学での専攻は、保育(⋈◍>◡<◍)。✧♡
保育科にはピアノの授業があり、何年振りかでまたクラビノーバちゃんの出番になりました。
おひさしぶり♪
引き出しを増やそう
どこかで聞いたことですが、引き出しをたくさん持ってると、いざという時に引っ張り出して使える。
習い事や色々な経験したこと、それらは引き出しとなって、人生のある時に活かせるときがくるかも。
ピアノを頑張った経験は、ムスメの引き出しのひとつになってるのかな?
かつてムスメが使っていたオモチャのキーボードは、実家の母の元へ。
70代の母はたどたどしく一本指で弾いて歌ってます。
「みぃ―れーどーみぃそーみそー♫ どぉどどどしらそぉーらそー♪」
「いーつーのーことーだかぁー♫ おもいだしてごぉーらんー♪」
ワタシたち姉妹が子どものころに歌っていた曲
おばあちゃんが弾けるのはコレだけ(あ、くどいようですが、いっぽん指で)
最近はムスメの部屋から童謡を練習する音が聞こえてきます♫
興味のあることにトライして、小さな成功、失敗もたくさんして、引き出しを増やせるとイイナ。
ムスメが使っているヤマハのクラビノーバは、ヘッドホンをつければ外に音が漏れないので、ご近所迷惑にもなりにくいです♫
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