アナタは結婚されてますか?
ワタシは現在54歳の既婚。子どもが2人。
同級生の半分くらいは、独身だったり、離婚していたりです。
母としては『子どもたちが、結婚してみようかな?って思う時がくるかも』と楽しみにしています。
ワタシが結婚した年齢に近づいてきた子どもたち。
参考になるような話でもありませんが、旦那と出逢ってから結婚に至るまでを振り返ってみました。
売れ残りそう…
時は1993年…
バブルが崩壊して、イケイケではなくなった頃。
まわりの友達が、ちらほら結婚し始めていました。
そんな中「25才を過ぎてしまった」と、少々焦り始めたワタシ。
当時、25才を過ぎた女性は売れ残ったクリスマスケーキに例えられていました。
その頃、正社員をやめてフリーターだったワタシ、バリバリ総合職の正社員よりも結婚に前向きだったかもしれません。
しかしあせっても、結婚は1人ではできません。相手が必要。
ここが最大の難関。
ワタシは出逢いを求めておりました。
ねるとんハイキング
ある時OL時代の友人が「男女数人でハイキングに行くけど、よかったら来ない?」っと、誘ってくれました。
このころ、テレビ番組でねるとん紅鯨団ってのが流行っていて、男女が出会うパーティーなんかをねるとんパーティーなんて言ってました。
なので、今回のハイキングはねるとんハイキングって感じ?
参加メンバーは、元同僚の女友達と元同僚の学生時代の男友達。
ん~、行こうかな?どうしよう?
実は、合コンみたいな軽いノリが苦手。
が、飲み会の合コンではなかったし「2~3時間の登山をするからちょっとハードかも」って言われたので
チャラい感じではなさそうかな?、と思い参加することに。
実際、予想以上にハードで、山頂まで登るのに必死。
色恋沙汰どころではございませんでした。
途中で脱落したくないから、夢中で登山。
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
やっと山頂にたどりつき、みんなでお弁当を食べて、下山。
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
参加した男性陣とあまり会話することもなく、筋肉痛になっただけの一日でした。
あーつかれた。
バイト先に来てくれた
ところで、ワタシは当時パスタ屋さんで働いておりまして
ハイキングの数日後に、店に現れた旦那クン。
実は、ハイキングの帰り道、家が近そうなヒトをグループ分けしてクルマで送ってもらったのですが、その中にたまたま旦那クンがいました。
車中で「ワタシはパスタ屋で働いてます」って自己紹介してたのよね。
そのころは、まだスマホなどない時代。
カレはパスタ屋を探して、来てくれたのでした。
当時、カレは自営業の運送屋で働いていて、仕事の合間をぬって来てくれたのであまり時間がなく、アツアツのパスタをやけどしながら大あわてで食べていたのが印象的。
その時に、ワタシの家の電話番号を聞かれたので、テーブルに置いてあった紙ナフキンにメモって渡しました。
トキメキがないんですけど…
今回のハイキングはギラギラした雰囲気はまったくなく、参加した男性陣は学生時代の部活仲間で硬派(こうは)なイメージ?
チャラい人はいませんでした。
一方、まだ恋愛したかった26才のワタシは、トキメキを求めてたのでちょっと物足りませんでした。
カレがわざわざバイト先まできてくれたのは、まんざらでもなかったけど、ドキドキはなかった…
その後、カレは時々電話してきてくれて、おしゃべりしたりデートもするようになりました。
そこで…言っちゃうよ!(旦那よ、ゆるせ)
ザンネンだったところ3選‼
- チェーン店の牛丼屋に連れていかれた
- う〇こがしたくて猛ダッシュ
- 誕生日プレゼントにさえない造花
まずはデートに牛丼屋…。
もちろんオイシイですよ!牛丼ちゃん。
でも付き合い始めて間もないカノジョを、リーズナブル過ぎる牛丼屋に連れていくって、どゆこと?
オシャレなレストランじゃなきゃね。やっすく思われてる感じがしてザンネン
お次は、う〇こ。
夏になり、2人で海水浴に行こう♫と朝早く出発したのですが、カレがそわそわし始めてどうしたのかな?っと思ったら
「もうダメ!やばい!」と、ワタシを車にのこしてトイレへ。
いやいや、生理現象とはいえ…せっぱつまった感じがなんとも興ざめでありました(どうやらお腹をこわしてたらしい…)
三つ目。出逢って初めてのワタシのバースデー。
夢みる乙女だったワタシは期待しすぎていました…
カレがプレゼントしてくれたのは、なんと応接室に飾るような造花
え?
造花?
バラの花束とかじゃないの?
ガッカリでした…
スキーに行ったよ
当時は、スキーが流行り。
カレに誘われるがまま、一緒にスキーへ。
ワタシは、リフトから降りるのもドキドキ。ころんでばかりの初心者。
カレは、まあまあ上手。
カレと同じペースでは滑れないので、カレはムズカシイコースで別行動してもらってました。
転びまくって、疲れたワタシがゲレンデで立ち止まっていたら…
丘の上か下手な人?がすごいスピードで滑り降りてきて、ワタシに激突。
痛いし、立てないし、モタモタしていたら、丘の上にいたカレが滑り降りてきて助けてくれました。
等身大で付き合える
激突事件のあと、痛みもなくなってからも、カレは「ぶつかったところ大丈夫?」と気にしてくれて、やさしいなって思いました。
そして、はじめはザンネンに思えた特徴が『飾らない、ありのままをみせてくれてる…』と変化していきました。
ワタシの話にもちゃんと耳を傾けて、そこから会話が広がるので話題探しに苦労するってこともなかった。
知識が豊富で、ワタシの知らないことを知っているのもスゴイって思うようになりました。
一番イイナと思ったのはウソをつかない誠実なところ^^
一年後、同じ山へ
ハイキングで初めて出逢ってからちょうど一年後、カレからまた同じ山に行かないかと誘われました。
えー、また登るの?
うーん、しんどいのはイマイチだなぁ
だけど、紅葉もキレイな季節だし。『まあ、行くことにするか。』と。
早起きしてお弁当作ってガンバって登りましたよ!
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
やっぱりしんどい。
でも、山頂にたどり着いて、そこでカレが
「オレのヨメさんになってくれない?」とプロポーズ!
えーーーーっ
びっくりして泣けてきました。
でも、カレは「ヨメになるってことは、同居して家業をいっしょにやってほしいってことなので、よく考えてから返事をしてください」と…
「同居と家業」のワードが頭の中でグルグルめぐりながらも、幸せなキモチで一杯でした。
親に報告
さて、幼い頃から、祖父母からは「家を継いでね」母からは「長男のヨメになるな」って言われてきたワタシ。
『反対されるかな…』と思いつつ、プロポーズされたことを両親に話したところ
母は、カレの礼儀正しいところを気に入ってたので賛成。父は「同居や家業はなんとかなる!」っと後押ししてくれ
プロポーズをお受けすることにいたしました。
ワタシ達らしさ
結婚は、時代は変われど、やはり人生の一大イベント。
ワタシは若い頃は恋愛にあこがれがあり、トキメキを求めていましたので、今の旦那クンと出逢ったときは物足りなく思いました。
でも、夫婦ともに50代の現在は等身大で飾ることなく暮らせてるので良かったかなって思います。
最近は…
👩:「あ、う〇こしたい」って言えば
👨:「早く行ってこい!」とか
👩:「あー、今オナラしたでしょ!やめてよね!」と言えば
👨:「アンタのオナラのほうが、くっさいわ」
って言い返されます。
他人が夫婦になるのは、育って来た環境や経験のちがいがあるので、タイヘンなことですよね。
なので、できるだけ等身大でありのままをさらけ出せるとうまく長~く付き合っていけるかも。
ワタシ達は誕生日や結婚記念日にプレゼントしあう習慣がありません。
たまに、相手がよろこびそうなモノを見つけたときにはプレゼントする時もありますが、記念日に必ずではありません
「お誕生日おめでとう」「また一年ヨロシクね❤」って言葉だけ。
でも、これもまたワタシ達らしくていいのかなって思ってます。
結婚情報比較ネット 資料請求にほんブログ村
ファミリーランキング