昨夜、義父の妹さんの通夜に参列。
参列したのは家族と親戚のみの家族葬。
コロナ渦で、今までとは色々と違ってました。
どんなお通夜だったか?
義父の妹さん
今回亡くなったのは、義父の13歳年下の妹さん。昭和1ケタ生まれのお義父さんは、今生きていたら86歳。
おばさんは、ハスキーボイスで、仕切るタイプ。ショートヘアにパーマかけてて、元気印の方でした。
数年前にガンが見つかり、余命宣告、そこにくも膜下出血が追い打ちをかけました。
昨年2/11にお見舞い、コロナが広がり始めた頃だったので、旦那1人で。
くも膜下出血の後遺症で、2割くらいしか意思疎通できなかったそうです。
ワタシが義叔母さんと最後にお会いしたのは、2015年の義祖母の17回忌。
今回、久しぶりにお顔を拝見できたのが、コロナ状況下でのお通夜になってしまいました。
参列者は親戚のみ(今までなら、町内や、仕事関係者もいたよね)
セレモニーホール入るときは、検温+アルコール消毒。
参列者もスタッフさんも、全員マスク着用で、呈茶サービス無し(おまんじゅうも無し)
ご導師様は1人(今までなら複数名だった)で、読経もマスク着用したまま(マイクがあるから、なんとか聞こえた)
お焼香は二人づつ。間隔をあけて(ずらりと列を作らない)
非接触にするために、今まで当然だったことを可能な限りシンプルにした感じ。
お通夜では、おときって食事をするのが慣例。
でも、それも無く、代わりに太巻きをお土産にいただきました。
ワタシが死んだら?
参列者も少ないので、お焼香もあっという間に終わり、ご導師様の読経だけが続いていました。
祭壇前にずらっと並んだ供花や果物カゴには、送り主の名札がつけられています。
ぼーっと眺めながら、「ワタシが死んだときは、しきびには妹の名前なのかな?孫一同からの供花は、孫が居なかったら出してもらえないね…」
「そもそも、喪主はダレ?旦那?ムスコ?」
「義叔母さんは、自営業のうちにヨメに行って、嫁ぎ先のお墓に入るんだな…」
などと思いをめぐらしていました。
ご導師様のはなし
読経が終わり、最後に喪主のあいさつかと思ったら、代わりにご導師様がお話をされました。
あ、それってあり?(ワタシは三姉妹で、三人とも長男の嫁。もし実家の両親が他界したら、長女のワタシが喪主かなって考えてるけど、あいさつはニガテなので、やらなくて済むなら助かる)
ご導師様は、病気になる前の義叔母さんの話をされました。
嫁姑問題、小姑も居て、苦労していたこと。
でも、ちゃんと義父母を看取ったこと。
家業を切り盛りして、さっそうとリフトを乗りこなしていたこと。
月経(つきぎょう)の時には、台所から義叔母さんの元気なハスキーボイスが聞こえる中で読経をしたこと。
そして、義叔母さんのことを「一生懸命の人」と表現されました。色んなタイヘンな状況を明るくたくましく生き抜いてこられた、と。
「最近は、天変地異やコロナなどの困難がありますが、そこから学べることがあります。今回の〇〇さん(義叔母さん)とお別れするのは寂しいですが、そこからも学べることがあります。」
ご導師様が語る言葉はさすがだなぁと、うなずきながら聞き入りました。
さて、今日はお葬式に出かけます。義叔母さんからどんなメッセージがあるのかな?
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